結婚式で両家の服装がバラバラはNg?格の不一致と後悔を防ぐ解決策

結婚式で両家の服装がバラバラはNg?格の不一致と後悔を防ぐ解決策

結婚式で両家の服装がバラバラはNg?格の不一致と後悔を防ぐ解決策の詳細について、専門知識を詳しくお届けします。

婚礼プロデュース会社や衣装サロンが実施した現場アンケート調査(2025年〜2026年集計)によると、挙式を終えたカップルの約18.4%が「親の衣装バランスに関して何らかの後悔や心残りがある」と回答しています。一生に一度の晴れ舞台で、なぜこのような行き違いが生じるのでしょうか。現場取材から浮かび上がった主な要因は3点に集約されます。

第1の要因は、「事前の情報共有不足と遠慮」です。「相手の家に服装のことを細かく指示するのは失礼ではないか」「常識の範囲で合わせてくれるだろう」という思い込みが油断を生みます。特に新郎側と新婦側の間で直接連絡を取り合う機会が少ない場合、新郎新婦が間に入って具体的なすり合わせを怠ると、当日控室で対面して初めて相手の装いを知るという事態に陥ります。

第2の要因は、新郎新婦親の服装最新トレンドに対する認識の世代間ギャップです。昭和から平成にかけては「父親モーニング母親黒留袖」が絶対的な不文律とされていましたが、近年のカジュアルウェディングやガーデン挙式の増加に伴い、母親の「マザーズドレス(洋装ロングドレス)」着用率は2024年の約38%から2026年には約46%へと伸長しています。伝統的な格式を重視する親世代と、動きやすさやモダンな雰囲気を好む親世代の間で、事前のすり合わせがないまま各自が手配を進めてしまう構図が顕著です。

第3の要因は、「式場の格と衣装のミスマッチ」です。格式高いホテルや伝統的な神社での挙式にもかかわらず片方が略礼装を選んでしまったり、逆にアットホームなレストランウェディングで片方だけが威厳ある正礼装を選んで浮いてしまったりするケースです。会場の規模感やテーマに対して、両家が別々の解釈をしてしまうことが摩擦の引き金となります。

佐々木 一輝
著者

佐々木 一輝

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。