同社は宮城と岩手に巨大なマザー工場を構え、コンパクトカーの企画・開発から量産までを一気通貫で行う体制を整えています。各工場には明確な役割分担が敷かれています。
本社が隣接するトヨタ自動車東日本 宮城大衡工場(宮城県黒川郡大衡村)では、ファミリー層に絶大な支持を受けるシエンタをはじめ、ヤリスクロス、カローラアクシオ、カローラフィールダーなどを混流生産しています。コンパクトミニバンとSUVの二大看板を抱えるため、常に高いライン稼働率を誇る中枢拠点です。
一方のトヨタ自動車東日本 岩手工場(岩手県胆沢郡金ケ崎町)は、世界的なベストセラー車であるヤリス、ヤリスクロス、そしてアクアの生産を担当しています。徹底した自動化ラインと高度な技能員の手作業が融合した高効率工場として知られ、欧州やアジアなどグローバル需要に応える供給基地として機能しています。
現在のトヨタ自動車東日本 生産車種のラインナップは、国内の自動車販売ランキング上位を独占するモデルばかりです。ハイブリッド車の世界的な再評価も追い風となり、両工場ともにフル稼働体制を継続しています。