Q1:天照大御神に夫(配偶者)はいるのですか?子供はどうやって生まれたのですか?
A1:天照大御神には夫となる特定の配偶者はいません。子供とされる五男神(天之忍穂耳命など)は、弟であるスサノオとの間で行われた神聖な占い儀礼「誓約(うけい)」によって誕生しました。天照大御神がスサノオの十拳剣を噛み砕き、吹き出した息の霧から生み出されたため、男女の交わりによる出産ではなく、神道特有の言霊と呪術的霊威による生成とされています。
Q2:天照大御神と初代・神武天皇は何親等くらい離れているのですか?
A2:記紀の直系系図に基づくと、天照大御神から神武天皇までは「5世代(子・孫・曾孫・玄孫・来孫)」離れています。天照大御神(始祖)→天之忍穂耳命(子)→ニニギノミコト(孫・天孫)→ヒコホホデミノミコト/山幸彦(曾孫)→ウガヤフキアエズ(玄孫)→神武天皇(来孫)となります。親等で換算すれば5親等の直系尊属・卑属の間柄に相当します。
Q3:現在も天照大御神の子孫は実在しているのですか?
A3:日本の伝統的な国史および皇統譜の観念において、現在の今上天皇をはじめとする皇室の方々は、神武天皇を通じて天照大御神の直系の子孫と位置づけられています。また、誓約で生まれた次男・天之菩卑能命(アメノホヒノミコト)の子孫である出雲国造家(出雲大社宮司の千家家)や、宗像三女神を守護神とする旧華族の家系など、神話上の神々を遠祖とする社家・血統が現在も日本文化の要所を支えています。