西新宿7丁目店に通っていた当時の利用者の手記やSNS上の発言を精査すると、同店がいかに熱烈なロイヤルティを獲得していたかが伝わってきます。口コミサイトやコミュニティでは、単なる「美味しい」「まずい」の二元論を超えた、熱気あふれるコメントが多数残されています。
「小滝橋通りのラーメン激戦区で、煮干しの香りに吸い寄せられて階段を降りた(あるいは扉を開けた)ときの高揚感は異常だった」「二日酔いの日に凪のスープと銀ダレを流し込むと、体が生き返る感覚があった」といった生々しい声は、凪が提供していた体験の強烈さを物語っています。一方で、「煮干しが強烈すぎて最初の数口は衝撃的だったが、気付けば週に2回通うようになっていた」という、典型的な中毒症状を告白するユーザーも少なくありませんでした。
当時の現場を観察していた専門ライターの証言によると、西新宿7丁目店は入り口での券売機オペレーションから麺の硬さ・味の濃さ・油の量・銀ダレの辛さを細かく指定できる「お好みシート」システムが非常にスムーズで、限られた休憩時間の中で素早く極上の一杯にありつける点がビジネス層に高く評価されていました。