Q1:里芋と大根の下茹では同じ鍋で同時にやっても大丈夫ですか?
A1:仕上がりの質を求めるなら別々に下茹ですることを強く推奨します。大根はアクを抜くために水からじっくり茹でる必要があり、里芋はぬめりを落とすために短時間の沸騰加熱が必要です。同じ鍋で茹でると里芋のぬめりが大根に付着し、出汁の染み込みが悪くなる原因になります。
Q2:煮崩れを防ぎながら大根の芯まで味を染み込ませる最大のコツは何ですか?
A2:大根の「厚めの皮剥き」と「面取り」を行い、弱火で加熱した後に「火を止めて冷ます時間(約30分〜1時間)」を設けることです。熱が冷めていく温度降下時に浸透圧によって味が最も深く侵入するため、煮込み続けるよりも火を止めて休ませることが効果的です。
Q3:冷凍の里芋を使用する場合、解凍してから煮るべきですか?
A3:冷凍里芋は解凍せず、凍ったまま熱い煮汁に投入してください。自然解凍や電子レンジ解凍を行うと細胞が破壊されて水分が抜け、特有のスポンジのようなパサついた食感になってしまいます。凍ったまま急激に加熱することで、ねっとりした食感が保たれます。
Q4:圧力鍋で作る場合、里芋が溶けてしまうのを防ぐにはどうすればいいですか?
A4:里芋を通常よりも大ぶり(2等分程度、または丸ごと)に切り、加圧時間を3分以内の短時間に設定してください。あるいは、大根と肉類のみを圧力鍋で加圧調理し、減圧後にフタを開けて里芋を加え、通常の鍋として弱火で10分ほど煮る2段階調理が最も失敗しません。