警視庁機動救助隊の実態|緑のレスキューと消防の違い・選抜基準を徹底解剖

警視庁機動救助隊の実態|緑のレスキューと消防の違い・選抜基準を徹底解剖

警視庁機動救助隊の実態|緑のレスキューと消防の違い・選抜基準を徹底解剖の注目ポイントを丁寧に掘り下げてご紹介します。

警察官として機動救助隊に配属されるまでの道のりは非常に狭き門です。採用から配属に至る標準的なキャリアパスと選抜基準は次のようになっています。

1. 警察官採用と交番勤務からのスタート

まず警視庁警察官採用試験(Ⅰ類=大卒程度、Ⅲ類=高卒程度など)に合格し、警察学校を卒業後、地域警察官として交番勤務を経験します。この段階で高い身体能力と規律性を示し、希望を出した者が「機動隊」への配属選考に進みます。

2. 機動隊配属と救助専門技術の習得

各機動隊に配属された後、隊内での適性検査(体力検定、水泳検定、高所適性、精神力テスト)をクリアした隊員が「機動救助隊」の要員として指定されます。ここではロープアクセス技術、油圧切断機などの救助資機材操作、瓦礫内探索訓練、潜水訓練などが連日課されます。

3. 特殊救助隊(SRT)への抜擢

機動救助隊員の中から、卓越した救助実績と強靭なメンタリティを持つ巡査長〜警部補階級の隊員が選抜され、警備部災害対策課のSRTへ配属されます。陸上自衛隊のレンジャー課程派遣や海上保安庁との合同潜水訓練など、国内トップクラスの過酷な教育を受けます。

警察レスキュー隊の年収・待遇と現場の評判

警察官の給与体系は公安職俸給表が適用されるため、一般行政職よりも基本給が高めに設定されています。機動隊員や救助隊員には特殊勤務手当(機動隊手当、航空・潜水手当、災害派遣手当など)が加算されるため、20代後半〜30代の隊員で年収約550万〜750万円、階級や派遣実績によっては800万円を超えるケースも少なくありません。隊員経験者からは「肉体的には極限だが、命を直接救い被災者に寄り添える誇りは何物にも代えがたい」という高いモチベーションが語られています。

渡辺 美咲
著者

渡辺 美咲

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。