インターネット上の掲示板やSNS、知恵袋などのコミュニティを定点観測すると、公式問題集に対する評価は絶大な信頼と同時に、特有の不満や葛藤が渦巻いています。ここでTOEIC公式問題集の評判とネットの反応を検証してみましょう。
まず圧倒的に支持されているのは、「本番と同じ公式ナレーターの声で演習できる安心感」です。大手SNSでは以下のような生の声が寄せられています。
「市販の模試本をいくら解いても、本番であの特有のオーストラリア人男性やイギリス人女性の声を聞くと耳が追いつかなかった。公式問題集に戻って音声を聞き込み、ナレーター特有の母音の癖に慣れた瞬間にリスニングが400点から460点へ跳ね上がった。」(30代・メーカー勤務)
一方で、手厳しい批判やリアルな不満として噴出しているのが「価格と収録ボリュームのコストパフォーマンス」、そして「解説の淡泊さ」です。
「1冊3,300円で模試たったの2回分(400問)は正直財布に痛すぎる。市販の『模試6回分で2,000円台』の教材と比べると、問題演習量を確保したい層にはキツい出費。しかも正解の根拠は書いてあっても、『なぜ誤答の選択肢がダメなのか』の文法的な解説がサラッとしすぎていて、初級者には不親切すぎる。」(20代・就活生)
このように、公式問題集は「本番の再現度」という観点では100点満点である反面、文法基礎が未完成な初級者が手を出した場合、解説を読んでも理解できず挫折する温床になりやすいという二面性を持っています。ネット上の絶賛の嵐に惑わされず、自らの現在地を見極める冷静さが求められます。