近年の日本において、地球温暖化に伴う夏の酷暑対策は愛犬家にとって避けて通れない課題だ。特にアンダーコートを持つ中・大型犬にとって、湿度が高く蒸し暑い日本の夏は過酷そのもの。こうした環境変化の中で、毛足が短いスタイルは極めて実用的なメリットをもたらす。
長毛種の場合、毎日のブラッシングは必須であり、雨上がりの散歩やアウトドア後の泥汚れを落とす作業には膨大な時間と労力がかかる。毛を乾かすだけでも一苦労だ。これに対し、短毛は泥や草むらのひっつき虫が付きにくく、タオルドライと短時間のドライヤーでケアが完了する。
都内のマンションで暮らす30代の飼い主は、「週末は一緒にトレイルランニングやキャンプに行くが、帰宅後のケアが圧倒的に楽。部屋に落ちる毛の掃除も長毛より扱いやすく、都市部でアクティブに暮らすスタイルに完璧にハマる」と話す。