邪眼の力をなめるなよの元ネタは何話?飛影の伝説的セリフと背景の真相

邪眼の力をなめるなよの元ネタは何話?飛影の伝説的セリフと背景の真相

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アニメ史を代表するクールガイとして定着した飛影ですが、ネット上やライト層の間では「初登場時から完成された美形ダークヒーローだった」という誤解が少なくありません。しかし、連載当時の軌跡を検証すると、まったく異なる初期像が浮かび上がってきます。

週刊少年ジャンプ掲載時の初登場シーンは、霊界の三大秘宝を盗み出した悪党妖怪のひとりという立ち回りでした。蔵馬、剛鬼とともに現れた飛影は、主人公・浦飯幽助の幼馴染である雪村螢子を人質に取るなど、典型的な小悪党として描写されていたのです。さらに、幽助と対峙した「浦飯幽助 飛影 戦闘シーン」において、飛影は邪眼の呪力を全開にする際、全身の皮膚が緑色に変色し、無数の目玉が体中に浮かび上がるという、おどろおどろしいクリーチャーへと変貌していました。

原作者の冨樫義博氏自身も過去の解説やインタビューで示唆している通り、当初は幽助に倒されて退場する一回限りのゲスト敵キャラクターとして構想されていました。ところが、冷徹な佇まいとスピード感あふれる剣術が読者アンケートで爆発的な支持を獲得。急遽、霊界探偵の協力者として味方陣営へと引き入れられることになった経緯があります。初登場時のグロテスクな全身邪眼から、スタイリッシュな黒衣の剣士へとビジュアルと精神性が再構築されたからこそ、是流戦での研ぎ澄まされた名言が成立したのです。

山崎 陸
著者

山崎 陸

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