ネット掲示板やSNSでは、六ヶ所村に関する極端な都市伝説が散見されます。読者が誤った情報に惑わされないよう、代表的な誤解の真相を検証します。
誤解1:「六ヶ所村に住むと住民税が免除される・タダになる」
地方税法上、特定の市町村だけが法定の住民税を全額免除することはできません。したがって「六ヶ所村は住民税がゼロ」という噂は完全なデマです。ただし、水道料金の低廉な設定や各種助成金制度、充実した公共施設の格安利用などにより、実質的な生活コストの負担が大幅に軽減されている点が、誤った噂として広まったと考えられます。
誤解2:「放射線による環境影響で周囲に危険が及んでいる」
原子力関連施設が集積していることから、環境への放射能影響を懸念する声は根強く存在します。これに対し、青森県および村では、村内各地に多数のモニタリングポストや環境放射能測定所を設置し、大気、海水、土壌、農水産物の放射線量を24時間365日体制でリアルタイム測定・公開しています。現在に至るまで、自然界のバックグラウンド放射線量と同等レベルの安全な数値が保たれており、農作物や海産物の出荷制限等が生じる事態は発生していません。