単なる買い物スポットにとどまらず、農家と消費者をダイレクトに繋ぐハブとしての役割が年々高まっている。糸満市は古くから農業と漁業が盛んな地域であり、豊かな土壌と太陽の恵みを受けた作物が毎日大量に出荷される。生産者が自分で価格を設定し、自ら棚に並べるシステムが確立されているため、品揃えの多様性と新鮮さが常に保たれている。
近年注目を集めているのが、買い物をきっかけに地域の農業現場を体験するアグリツーリズムの広がりだ。直売所で味わった果物や野菜の美味しさに感動した旅行者が、周辺のマンゴー農園や島野菜の収穫体験ツアーへと足を伸ばすケースが増加している。食と観光が密接にリンクした新しい沖縄旅行のスタイルが、ここ糸満から全国へと広がっている。