「結局、手でつけるべきか、コットンを使うべきか?」この長年の論争に対し、現場を知り尽くした美容家と皮膚科医の意見はきわめて明快だ。答えは「肌の状態と化粧水のタイプに応じた使い分け」にある。
手で使用する最大のメリットは、体温による温熱効果と摩擦ストレスの低減だ。手のひらのぬくもりで化粧水を温めることで肌への親和性が高まり、敏感肌や極度の乾燥肌でも安心してケアできる。一方、コットンは顔全体にムラなく均一に水分を届けられる点が強みだ。ただし、コットンの毛羽立ちが摩擦にならないよう、十分な量のローションを含ませることが絶対条件となる。ごわつきが気になる小鼻やTゾーンの毛穴ケアにはコットン、デリケートな目元や頬には手での優しく押し込むケア、といった柔軟な使い分けがプロの極意だ。