瑶子女王が近年ひときわ情熱を注がれているのが、ユニバーサルデザイン推進事業をはじめとするバリアフリー社会の構築支援である。ご自身が感覚器の不調や健康上の課題と真摯に向き合ってこられた経験も、この分野への深い理解と共感の背景にある。
段差をなくすといった物理的な環境整備にとどまらず、情報のバリアフリーや心の垣根を取り払うことの重要性を説く女王の視点は極めて先進的だ。展示会やシンポジウムに出席される際も、展示された機器を実際に手にとり、障害当事者と同じ目線で操作感を確かめるなど、徹底した実証主義で関係者を驚かせている。