ネット上では「お台場店をはじめ各地のトイザらスが次々に潰れているのは、米国本社の破綻が原因ではないか」といった憶測が散見されます。しかし、これは明確な事実誤認です。
日本国内でトイザらスを運営する「日本トイザらス株式会社」は、米国の旧親会社が経営危機に陥った際も別法人として安定した資本基盤を維持しており、現在は投資ファンド等の支援のもと独立した国内経営を行っています。近年の店舗閉鎖は、不採算店舗の整理とデジタル投資を両立させる戦略的再編であり、会社全体の倒産危機によるものではありません。
むしろ、小型新業態の出店や既存有力店舗のリニューアル、公式アプリと連動したポイント経済圏の強化など、筋肉質な経営体質への脱皮が着々と進められています。「店舗が減っている=ブランドの終焉」ではなく、時代に即したサプライチェーンの再構築である点を理解しておく必要があります。