数年間にわたる療養を経て、2011年末に自主レーベルを設立。大手レーベルA-sketchとの提携を通じて本格的な音楽活動の再開を果たした。数値が安定し体調を取り戻したことで、彼女の表現力は新たな次元へと進化を遂げる。
復帰後の歌唱は、かつてのスタイルを再現するだけにとどまらない。大きな病を経験したからこそ得られた歌声の深みと、命への愛おしさが楽曲全体に宿っている。身体の軸を感じさせる豊潤なトーンは、聴く者の心に深く響く。病とうまく付き合いながら自らのペースで作品を生み出すスタイルが、ここで確実に確立された。