教務面でのもう一つの革新は、ラーニング・アナリティクス(学習行動分析)の導入だ。出席率の低下や課題提出の遅れ、ポータルへのアクセス頻度の変化など、複数のデータポイントを複合的に分析する。早期に手厚いサポートが必要と思われる学生のサインを検知する仕組みだ。
警告が出た場合、クラス担任や学務スタッフへ即座に共有され、個別相談や補習の案内が自然な形で差し出される。早期介入が可能になったことで、中途退学率の低下という具体的な成果が出始めた。デジタルデータの活用が、結果として人間味のある温かい学生支援につながっている。