実際にキャンペーンが展開された際、店頭やソーシャルメディアではどのような現象が起きていたのでしょうか。マクドナルド限定セットネットの反応を多角的に分析すると、絶賛の声とともに、限定商品ならではの摩擦も浮き彫りになってきます。
2022年大会時のSNSや大手コミュニティサイトを振り返ると、特に支持を集めたのは商品の味付けに関するダイレクトな感想でした。
「こく旨かるびマックの甘辛いタレとビーフパティの組み合わせは反則級にご飯が欲しくなる」「ワイルドビーフバーガーのピリ辛チーズソースとオニオンリングのサクサク感がたまらない」「ケバブチキンバーガーはスパイスの香りが本格的で、歴代チキン系限定の中でも頭一つ抜けていた」といった熱烈なレビューがタイムラインを埋め尽くしました。
一方で、現場のクルーや熱心なコレクターの間で物議を醸したのが、記念グッズをめぐる混乱です。過去に展開された公式デザインのコカ・コーラ記念グラスやオリジナルピンバッジなどのノベルティは、発売から数日で完売店舗が続出しました。
フリマアプリへの高額転売が相次ぎ、「深夜にわざわざ店舗をハシゴしたのに手に入らなかった」「純粋なサッカーファンに行き渡らないのはおかしい」といった不満の声が噴出。この「手に入らないかもしれない」という焦燥感がさらに需要を煽るという、限定商法特有のジレンマが現場観察からも確認されています。