明浄学院を語るうえで、その代名詞とも言えるのが吹奏楽部(Queenstar)の存在です。全日本吹奏楽コンクールや全日本マーチングコンテストで幾度となく金賞を受賞してきた同部は、経営陣の不祥事に揺れた過酷な時期も、生徒と指導陣が一体となって活動を継続してきました。
新生・明浄学院となった現在もその実力は健在です。公式発表によると、第76回関西吹奏楽コンクールへの出場を果たすなど、激戦の関西大会においてトップレベルの演奏・演技を披露し続けています。部員一人ひとりの自律的な練習姿勢と、代々受け継がれてきた「明浄サウンド」と呼ばれる重厚で艶やかな響きは、聴衆や審査員から今も熱烈な支持を受けています。
さらに、2024年の共学化に伴い、新たな歴史を刻む象徴的な部活動として硬式野球部が新設されました。専用の練習環境を整え、経験豊富な指導者を招聘した野球部は、早くも地区の公式戦へ初出場を果たし、地元メディアから大きく取り上げられました。吹奏楽部がグラウンドで野球部を応援し、野球部員が定期演奏会で拍手を送る——。かつての女子校時代には見られなかった、共学校ならではの新しい青春の光景が阿倍野の地に定着しつつあります。