髪の毛を切る頻度の正解とは?男女・長さ別の最適周期と放置の罠

髪の毛を切る頻度の正解とは?男女・長さ別の最適周期と放置の罠

髪の毛を切る頻度の正解とは?男女・長さ別の最適周期と放置の罠について詳しく解説いたします。詳細な分析をご覧ください。

ロングヘアを目指している人が陥りがちな最大の誤謬が、「髪を伸ばしたいから一切ハサミを入れない」という選択です。しかし、毛髪生理学の観点から言えば、髪を伸ばす時のカット頻度をゼロにすることは、挫折とスタイル破綻を招く主因となります。

髪の毛先は、日常生活の中で衣服の摩擦(特に冬場のニットやコート)、就寝時の枕との摩擦に晒されています。カットせずに3か月以上が経過した毛先は、油分を保持する「F-レイヤー(脂肪酸の保護層)」が失われ、外周のキューティクルが毛羽立ちます。すると隣り合う毛髪同士が絡まり合い、ブラッシング時の無理な引っ張りによって健康な毛根にまで負荷をかけます。

放置された枝毛は、まるで裂けたストッキングのように縦方向に進行します。毛先を放置した状態で半年後に美容室へ行った場合、「毛先がスカスカで強度が保てないため、10cm切らなければならない」という宣告を受けることになります。半年で約6cm伸びたとしても、10cm切ることになれば、実質的に髪は短くなってしまいます。

「きれいに伸ばす」ための正解は、2か月〜2.5か月に一度、伸びた長さ(約2.5cm)の半分以下である5mm〜1cm程度だけ毛先を整える「メンテナンスカット」をオーダーすることです。これにより、髪の長さを着実に伸ばしながら、健康で厚みのある毛先ラインを保つことが可能になります。

池田 達也
著者

池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。