設定変更やOSの更新を行っても一向に画面のチラつきが改善しない場合、問題はソフトウェアではなく物理的なハードウェア故障の領域に入っている可能性がある。Appleの主要な組み立て製造パートナーであるフォックスコン(Foxconn)などの精密な生産ラインを経て出荷された端末であっても、長年の落下衝撃や水没、あるいはバッテリーの膨張による内圧の上昇がディスプレイケーブルの接触不良を引き起こすことがあるのだ。
基板とディスプレイを繋ぐコネクタの微細な隙間や、パネル内部の損傷によって発生するチカチカは、自力での設定変更では解決できない。画面に緑色の縦線が入る、タッチ操作が反応しないといった症状が併発している場合は、迷わずAppleCare+の保証状況を確認すべきだ。保証期間内であれば手頃な自己負担額で本体交換や純正ディスプレイへの交換修理を受けることが可能であり、無理な自力修理で症状を悪化させるリスクを回避できる。