近年の車中泊ブームに伴い、「道の駅桜島 車中泊 温泉」の組み合わせでルートを組むドライバーが急増しています。しかし、ネット上には断片的な情報も多く、ルールや快適性に関する誤解も散見されます。
まず駐車場環境ですが、普通車約100台前後を収容できるスペースが確保されており、夜間もトイレや自販機は24時間利用可能です。ただし、道の駅はあくまで「道路利用者の休憩・仮眠施設」であり、キャンプ行為(椅子やテーブルを広げる、調理を行う、連泊する)は厳格に禁止されています。現場の案内板でもマナー遵守が呼びかけられており、最低限の仮眠にとどめるのが鉄則です。
一方で、温泉環境のポテンシャルは全国屈指と言えます。道の駅から海沿いに向かって徒歩わずか3分の場所に、公営の国民宿舎「レインボー桜島」が存在します。ここには地下1,000メートルから湧き出る天然の「桜島マグマ温泉」があり、日帰り入浴(大人400円前後)が可能です。鉄分を豊富に含んだ赤茶色の濃厚な塩化物泉は、長距離ドライブの疲労を芯から解きほぐしてくれます。
SNSやネット掲示板に寄せられた実際の車中泊体験者の声を見ても、「温泉に入ってから道の駅で休憩し、翌朝一番のフェリーで鹿児島市内へ渡るルートが最高」「夜間は波の音と静寂に包まれるが、風向きによってはわずかに硫黄の香りと降灰があるのもリアルな桜島体験」といった臨場感あふれるレポートが目立ちます。