近年の大学入試や各種検定では、従来の縦書き原稿用紙だけでなく、英語表記や学術的データ論述に適した「横書き原稿用紙」の出題が全体の約4割近くにまで達しています。縦書きと横書きでは、数字やアルファベットの扱いが全く異なるため、混同は致命傷になり得ます。
縦書きの文章においては、原稿用紙縦書き数字の書き方として「漢数字(一、二、十、百など)」を用いるのが大原則です。「2026年」であれば「二〇二六年」または「二千二十六年」と記し、熟語や慣用句(例:一人、一石二鳥)もすべて漢数字で統一します。ただし、科学論文調の記述でアラビア数字(算数字)が不可欠な場合に限り、1マスに数字を2文字収める例外処理が認められることもありますが、基本は漢数字と心得ておくのが無難です。
対照的に、横書きの形式では原稿用紙横書きの英数字表記ルールが適用されます。算数字(1、2、3)を用い、原則として「1マスに半角数字を2文字」配置します。奇数の桁(例:123)の場合は、手前のマスに「12」、後ろのマスに「3」を左寄りで入れる形が自然です。アルファベットについても同様で、大文字は「1マスに1文字」、小文字は「1マスに2文字」収めるのが標準的な美観ルールとなっています。