河野家のルーツは、神奈川県足柄下郡(現在の小田原市周辺)の名主・豪農にさかのぼります。祖父である河野治平氏は神奈川県会議長を務めた地方政界の実力者であり、ここから河野家の政治家としての歴史が幕を開けました。
治平氏の長男が昭和の怪腕として鳴らした河野一郎氏、三男が参議院議長を長年務めた河野謙三氏です。一郎氏の次男として誕生したのが河野洋平氏であり、洋平氏の長男が現在の政界トップランナーの一人である河野太郎氏にあたります。祖父・治平氏から数えれば太郎氏は4代目、国会議員としては一郎氏から3代続く直系の政治家一族です。
また、河野家の家系図を広げると、政治の世界だけでなく経済界の重鎮たちとの接点も見えてきます。洋平氏の妻・武子夫人は伊藤忠商事・丸紅の創業者一族の流れを汲んでおり、政界のサラブレッドと財界の超名門が結びついた「華麗なる一族」の典型例と言えます。