日本の技術力を象徴するフラッグシップが、東海道・山陽新幹線をはじめとする新幹線ネットワークです。1964年の開業以来、乗客の死亡事故ゼロという前人未到の記録を更新し続けています。
新幹線の年間平均遅延時間は、自然災害による遅れを含めてもわずか1分未満(通常期は数十秒程度)に抑えられています。この驚異的な数字を支えているのは、ATC(自動列車制御装置)による高精度な間隔制御だけではありません。夜間のわずかな時間帯に線路の歪みをミリ単位で修正する保線作業員や、車両基地でミリ単位の摩耗も見逃さない検修スタッフの存在があります。
さらに、東京駅でのわずか7分間で完了する新幹線の車内清掃、通称「7分間の奇跡」に見られるように、システムと人間のオペレーションが完璧に連動している点こそが、日本の新幹線が誇る真の技術力と言えます。