波乱に満ちた愛憎劇の渦中に身を置きながら、カンバスの上ではどこまでも静謐で優美な女性美を紡ぎ出し続けた東郷青児。その作品群は、激動の昭和という時代を駆け抜けたひとりの画家の、美に対する執念とダンディズムの結晶です。
スキャンダラスなエピソードのヴェールを剥いだ先にあるのは、徹底して計算された構図と、時代を超越したモダンな造形美。今ふたたび美術館や街角でその絵に対峙するとき、私たちが目にするのは、昭和モダニズムが到達した究極の夢の断片なのかもしれません。 (出典: 東郷 青児(Yahoo!ニュース))
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