ドラゴンフルーツの重量の約3割を占める外皮ですが、実はドラゴンフルーツの皮は食べられる栄養の宝庫です。外側の硬い緑色の鱗片(突起の先端)を包丁でそぎ落とせば、ピンク色の皮部分はペクチン(食物繊維)やポリフェノールが凝縮された立派な食材になります。原産地や沖縄の農家では、昔から日常のおかずとして親しまれてきました。
【皮の絶品きんぴら(ご飯が進む伝統的アレンジ)】
鱗片を取り除いた皮を千切りにし、ごま油を熱したフライパンで中火で炒めます。醤油、みりん、酒、少量の砂糖を加えて水分を飛ばすように煮絡め、仕上げに白いりごまと七味唐辛子を振ります。熱を通すことで独特の青臭さが消え、まるで山菜のようなシャキシャキ感とほどよいぬめりが生まれ、極上のおつまみに化けます。
【皮のサクサク天ぷら】
適度な大きさに短冊切りした皮に薄く天ぷら粉をまぶし、180度の油でカラッと揚げます。塩やレモンを添えて口に運ぶと、外はサクッ、中はモチッとした独特の食感が楽しめます。
さらに、朝食や間食として世界的なトレンドとなっているのが、赤肉種をふんだんに使ったドラゴンフルーツのピタヤボウルの作り方です。カフェで注文すれば1,500円前後は下らない人気メニューが、自宅で手軽に再現できます。
【本格ピタヤボウル・レシピ(1人前)】
- ベース材料:レッドピタヤ果肉(冷凍)100g、冷凍バナナ1/2本、プレーンヨーグルト(または豆乳)50ml、ハチミツ小さじ1。
- トッピング:グラノーラ、輪切りバナナ、お好みのベリー類、チアシード、ミント。
- 調理手順:ベース材料をすべてブレンダーに入れ、なめらかなスムージー状になるまで撹拌します。ボウルに注ぎ入れ、表面にグラノーラやフレッシュフルーツを美しく並べれば完成です。鮮烈なマゼンタピンクが映え、朝のエネルギーチャージに最適な一皿となります。