ネット検索や簡易的な換算アプリを使った際、最も多くの人が陥る失敗が「小数の取り違え」です。検索窓に「148センチ 何フィート」と打ち込むと、検索エンジンが機械的に「4.85564フィート」と小数を表示することがあります。
これを見た読者が「4.85フィートだから、4フィート8インチか9インチくらいだろう」と直感的に判断してしまうケースが後を絶ちません。しかし、フィートとインチは10進法ではなく12進法で成り立っています。
小数部分の「0.8556フィート」に12を掛けると「0.8556 × 12 = 10.2672インチ」となります。もし誤って「4フィート8インチ」と申告・記入してしまうと、4フィート8インチは実寸で約142.2cmとなり、実際より約6cmも低く記録されてしまう事態を招きます。ビザ審査や身分証の発行、オーダーメイドの衣装制作などで寸法狂いを生じさせないためにも、「4.85フィート = 4フィート10インチ」という関係性を正確に把握しておく必要があります。