京極かねよが提供する価値は、単なる料理の味だけにとどまりません。一歩店内に足を踏み入れた瞬間に広がる空間そのものが、京都の近代史を物語る貴重な文化遺産です。
現在の建物は、大正末期から昭和初期にかけて建てられた木造建築。新京極の近代的な商業ビル群の中に忽然と現れるその姿は、時が止まったかのような錯覚を覚えさせます。店先には鯉が泳ぐ小さな池が配され、使い込まれた木の柱や飴色に輝く階段、ギシギシと軋む廊下の感触が、100年の歳月を雄弁に物語っています。
店舗へのアクセスは極めて良好です。最寄り駅である地下鉄東西線「京都市役所前駅」および阪急京都線「京都河原町駅」から徒歩約5〜7分。三条名店街と新京極通が交差するエリアのすぐ近く、六角通沿いに位置しています。観光名所である錦市場や八坂神社、先斗町からも徒歩圏内であり、京都散策のルートに極めて組み込みやすい抜群のロケーションを誇ります。