ブームのきっかけは、TikTokやThreadsで突如トレンド入りした「#あえて考えない」チャレンジだった。ユーザーたちが自らの失敗談や、日常のどうでもいい思考をこのイラストに重ね合わせて投稿したところ、再生数がミリオンを連発。かつて2ちゃんねる(現5ちゃんねる)やTwitter(現X)で流行したネタが、プラットフォームを変えて完全にバイラル化した形だ。
かつての流行を知らない10代にとっては、このチープさこそが新鮮に映るらしい。洗練されたデザインに囲まれて育った彼らにとって、泥臭く、かつ記号化された表現は、むしろクールなものとして消費されている。