彼のワードローブを語る上で欠かせないのが、メンズラグジュアリーファッションを代表する世界的メゾンとの深い繋がりだ。トム・フォード、トム・ブラウン、あるいはエルメスといった、職人技(クラフツマンシップ)を尊ぶブランドのアイテムが頻繁に登場する。
伝統芸能界で本物の技や質に触れ続けてきた眼力は、洋服のディテール選びにも妥協を許さない。縫製の美しさ、生地の光沢、そしてボタン一つに込められたクオリティを見極める確かな目があるからこそ、超一流ブランドの服に着られることなく、自らの個性として着こなすことができるのだ。
ハイブランドの重厚なテーラードアイテムに、あえてスポーティなスウェットパンツや上質なレザーアクセサリを合わせるラグジュアリーストリートな着こなしも、彼の十八番だ。格調高さと抜け感の絶妙な塩梅が、同世代の男性を中心に熱烈な支持を集めている。