順調に通学していたと見られた宮近海斗ですが、なぜ「中退疑惑」が公然の事実として語られるようになったのでしょうか。その背景には、2018年以降にTravis Japanを取り巻く環境が急激に加速した事実があります。
ストレートで卒業していれば、2016年4月入学の宮近海斗は2020年3月に卒業を迎える計算になります。しかし、その時期にアイドル誌や公式ブログで卒業を報告する様子は一切見受けられませんでした。同時期に大学を卒業した他のアイドルたちが、袴姿や卒業証書を手にした写真を公開してファンへ感謝を伝える中、宮近海斗の口から「大学卒業」の二文字が語られることはなかったのです。
物理的なスケジュールを振り返ると、2018年にはグループの転機となった舞台『Endless SHOCK』への出演や『ジャニーズ銀座』、さらに2019年には単独初主演舞台『虎者 -NINJAPAN-』の上演など、拘束時間の長い大舞台が連続していました。連日の稽古と全国ツアー、テレビ収録が重なる中、通学制大学の単位取得条件を満たすことは極めて困難であったと推察されます。
さらに2022年3月からは、グループ全員での米ロサンゼルスへの無期限留学に踏み切りました。中途半端な兼業状態を捨て去り、人生のすべてをダンスと音楽表現に賭けるという強い覚悟が、大学中退という選択を決定づけた本質的な理由と考えられます。