なぜマクドナルドは、これほどまで過激なお得メニューを夕方以降に投入するのか。
日本マクドナルドホールディングス株式会社の会長兼社長を務めてきた日色保氏らの経営陣が推し進めたディナータイムの強化策、それこそが「夜マック」の正体だ。歴史的に見れば、ファストフードチェーンはランチタイムに売上が集中し、17時以降のディナー帯は居酒屋やファミレスに客足を奪われがちだった。
この「夜の空白時間」を埋めるべく開発されたのが、パティが2倍になる倍バーガーと、グループ利用をターゲットにしたポテナゲ特大だ。テイクアウトや家飲み需要をがっちり掴んだこの戦略は劇的な成功を収め、同社の売上高を過去最高水準へと押し上げる原動力となった。