郵便料金の値上げや配達日数の見直しに伴い、紙による季節の便りは減少傾向が続いている。かつて日本郵便株式会社が発行していた夏用年賀状「かもめーる」がくじ付きはがきとしての役目を終えたことも、デジタルシフトに拍車をかけた。
これに対しIT・通信業界は、デジタル挨拶状の手軽さと表現の豊かさを前面に押し出す。紙のグリーティングカードでは難しかったアニメーション表現や音声を交えたメッセージが、LINEなどのメッセージングアプリを通じて簡単に送れるようになった。利便性とコストパフォーマンスの高さが、現代の生活様式に見事に合致した結果といえる。