100均アイテムだけで本格的な作品を作るための鍵は、店舗ごとの強みを理解した素材選びにある。業界最大手の株式会社大創産業(ダイソー)は、土台となる大型のしめ縄ベースやベースリング、ボリューム感のある南天や松のフェイクグリーンが非常に充実している。一方で株式会社セリアは、ニュアンスカラーのドライフラワー風素材や、くすみカラーのタッセル、繊細な造花・水引クラフトのパーツ類において圧倒的なデザイン性の高さを誇る。
プロが実践する「高見えの裏ワザ」はシンプルだ。まず、ベースとなる縄や木製リングが見えすぎないよう、ベースと同系色のアクリル塗料やスプレーで軽くグラデーションをつける。そして、質感が異なる素材を3種類以上重ね合わせ、水引を直線ではなく「流れるような立体的な曲線」として配することだ。このひと手間で、市販の3,000円クラスの既製品と見分けがつかないほどの高級感が生まれる。