男たちの装いを語る上で、銀幕のスターたちが遺した足跡を無視することはできない。スティーブ・マックィーンが魅せた無骨でありながらエレガントな立ち姿や、ジェームズ・ディーンが漂わせた青く切ない反逆の雰囲気。彼らが身にまとった無骨なワークウェアは、時代を超越したスタイルの原点として燦然と輝いている。
映画『理由なき反抗』で見せた赤ジャケットとジーンズのコントラスト、そして映画『乱暴者』でマーロン・ブランドらが世界に焼き付けた革ジャン精神。スクリーン越しに放たれたエネルギーは、現代の服作りにおけるディテールやシルエットの随所に今も息づいている。