本作を語る上で欠かせないのが、視聴者の予想を裏切り続けたクライマックスの展開です。
シーズン1最終回:雑誌の休刊とちなみの旅立ち
シーズン1の終盤、ちなみは編集部内の陰謀をことごとく乗り越え、実質的なトップへと登りつめます。しかし、彼女を待っていたのは『FIRST CLOTHES』の休刊という無情な現実でした。廃刊を回避すべく部員全員が一丸となって渾身の最終号を作り上げますが、時代の波には抗えませんでした。
編集部が解散する中、大沢留美からプロフェッショナルとしてのバトンを受け取ったちなみは、安住の地にとどまることなく、単身海外へと渡り新たなファッションの世界へと挑戦する道を選びます。単なる勧善懲悪ではなく、「勝敗を超えて自らの足で立つ」というビタースイートな結末は、働く女性たちから大きな共感を集めました。
シーズン2最終回:ブランド解体の危機と「闘い続ける覚悟」
シーズン2の最終局面では、外資ファンドによるブランド売却と空中分解の危機が迫ります。ちなみはデザイナーとして成長し、敵対していた須賀さくらや川島姉妹、さらには廣木リカとも時に手を組み、ジャパン・ファッション・ウィークのランウェイで起死回生のコレクションを発表します。
最終的にブランドは再編され、悪女たちはそれぞれの野望を胸に別の戦場へと散っていきます。ちなみ自身もまた、完成された成功に甘んじることなく、「私はこれからも闘い続ける」という不敵な笑みを浮かべ、再び過酷なファッション業界の荒波へと歩みを進めるのでした。