少女漫画の歴史において、岡田あーみんという存在はまさに特異点でした。1980年代半ばに連載がスタートした『お父さんは心配症』は、過保護すぎる父親・パピィの常軌を逸した暴走を描き、当時の『りぼん』読者に強烈な衝撃を与えました。同作は後に大地康雄さん主演で実写ドラマ化されるなど、社会的なヒットを記録します。
その後も、忍者を題材にしたハイテンションコメディ『こいつら100%伝説』、そして美麗な絵柄と狂気的なコメディが見事に融合した傑作『ルナティック雑技団』を世に送り出しました。美男子キャラクターが容赦なくギャグの犠牲になるシュールな世界観は、りぼんの伝説の漫画家として後世のクリエイターたちに多大な影響を与え続けています。