SHOW-YAの名を語る上で欠かせないのが、1989年にリリースされた8枚目のシングル『限界LOVERS』です。激しいギターリフとキャッチーなメロディ、そして寺田恵子の魂を削るようなシャウトが融合したこの曲は、昭和の終わりに昭和・平成のロックシーンを揺るがす大ヒットを記録。女性ロックバンドの概念を根本から覆しました。
さらにSHOW-YAは、シーン全体の底上げを目指して1987年から女性ミュージシャンのみによる野外ロックフェス『NAONのYAON』を日比谷野外大音楽堂で開催。プリンセス プリンセスをはじめ、アン・ルイス、相川七瀬、土屋アンナ、さらには若手の実力派ガールズバンドやアイドルグループまで、ジャンルや世代の垣根を越えた多彩な出演者が一堂に会する一大イベントへと育て上げました。
自らの成功のみに満足せず、後進の女性ミュージシャンたちが輝ける場所を切り拓いてきたその功績は、日本のロックカルチャーにおける歴史的快挙として高く評価されています。