都心部で若者の車離れが叫ばれて久しいが、ここ岐阜県においては車は依然として「生活の翼」そのものだ。公共交通の路線見直しが進む郊外エリアでは、18歳を迎えた高校生にとって免許取得は進路選択や日常生活の死活問題に直結する。
冬の休み期間、校内は制服姿や私服の高校生たちで賑わいをみせる。就職活動の要件として、あるいは大学進学後の通学手段として、教習所に通う彼らの表情には切実さと期待が混ざり合う。地域に根ざした指導理念のもと、事故を起こさないドライバーの育成が長年培われたノウハウとともに実践されている。