騒動が過熱するたび、世論と芸能ジャーナリズムの批判は母である三田佳子の「過保護」に向けられた。高校生に月数十万円、成人後も多額の小遣いを与え続けていた事実が報じられ、甘やかしが非行を助長したとの非難が殺到した。
だが、その金銭援助の裏にあったのは、単なる甘やかしではなく、孤独感と「子どもを失うことへの恐怖」だったと専門家は指摘する。仕事で家を空けがちだった負い目、有名人の息子として常に好奇の目に晒される子どもへの不憫さ。歪んだ愛情表現が生み出した共依存関係は、結果として息子の自立を阻み、薬物という逃避先を与え続ける悪循環を生み出してしまった。