大手予備校のデータにおいて、東大理科三類の偏差値は72.5〜74.0以上で推移しており、国内の全大学・学部の中で最高峰の難易度を誇ります。共通テストのボーダーラインについても得点率90%(900点中810点以上)が事実上のスタートラインです。
しかし、理三入試の真の過酷さは二次試験(440点満点)のボーダー得点率にあります。合格最低点は例年280点〜300点前後(共通テスト換算点を含む550点満点中でおよそ380点〜410点)に達し、他類(理一・理二)と比較して40〜50点以上高いスコアが要求されます。
数学で大問を確実に解き切る論理力、理科2科目(物理・化学・生物)の猛烈な計算スピードと正確性、そして英語の長文読解・英作文における高い処理能力のすべてが揃わなければ合格ラインには届きません。面接試験の導入以降も学力重視の基本方針は揺るがず、1点のミスが合否を分ける極限の戦いが続いています。