ネット上の受験掲示板やSNSでは、「内申点が低くても本番で450点取れば御三家に逆転合格できる」「偏差値60の高校なら330点で確実に受かる」といった極端な言説が散見されます。しかし、これらは入試選抜の実態を単純化しすぎた誤解です。
実際の選抜では、第1次選抜枠(募集定員の70〜80%)で内申点と学力検査の両方が高水準な層が即座に合格を決めていきます。内申点に大きなディスアドバンテージを抱えた受験生が争う残りの枠は極めて狭く、実質倍率は公表倍率の2倍以上に跳ね上がります。「内申点軽視」の戦略は、土壇場でのリスクを過大に背負う結果となる点に注意が必要です。