現地取材で見えてきた最大のポイントは、朝一番の時間配分だ。多くの来館者が正午付近のステージショーを目指して集中するため、開館直後の第1波をいかに活用するかが混雑回避の成否を分ける。特に人気の体験ゾーンや写真撮影ブースは、開館直後または夕方15時以降の時間帯が驚くほどスムーズだ。
ファンが熱視線を送る限定グッズの供給体制にも、独自のアプローチが存在する。施設を運営する株式会社ACMの緻密な仕掛けにより、神戸限定デザインのパンやオリジナル文具、限定アパレルアイテムは時間帯ごとの段階的な棚出しが行われている。一回の在庫補充に群がるような混雑を作らず、午後遅めのタイミングでも限定アイテムが手に入る工夫が凝らされており、満足度を高める裏側となっている。