アカデミックな評価軸も急速にアップデートされている。中国の国家資格である漢語水平考試(HSK)を主管する中華人民共和国教育部および中外言語交流協力センターは、より口語的で応用力の高いコミュニケーション能力の測定へと舵を切った。
これに伴い、HSK日本実施委員会の公開情報や模擬テストでも、リスニングにおける自然な相槌の聞き取りや、スピーキング試験での文脈に応じた柔軟な応答力が重視される傾向が強まっている。ペーパーテストの高得点者であっても、会話試験で「対」ばかりを連発してしまうと表現の多様性という観点で伸び悩むケースが目立つ。