ポケモン言えるかなBwの真相!超難易度ラップとCm秘話が語る15年

ポケモン言えるかなBwの真相!超難易度ラップとCm秘話が語る15年

ポケモン言えるかなBwの真相!超難易度ラップとCm秘話が語る15年に関する注目トピックを分かりやすく解説します。関心のある方は必見です。

本作を語る上で絶対に避けて通れないのが、ポケモン言えるかなBWのCM放送経緯と、それにまつわる時代背景です。CDリリースがアナウンスされていた2011年3月、東日本大震災が発生しました。未曾有の災害により民放テレビ局の通常CMは一斉に自粛され、公共広告機構(ACジャパン)の差し替えCMが昼夜を問わず繰り返されるという異例の事態が続きました。

張り詰めた不安と沈黙が列島を覆う中、4月に入ってテレビ東京系列を中心に流れ始めたのが、つるの剛士氏と子どもたちが満面の笑顔で手拍子をしながら『ポケモン言えるかな?BW』を合唱する特別仕様の長尺プロモーションCMでした。

当時、筆者が取材した民放関係者や当時の視聴者の証言によると、「テレビをつければ重苦しいニュースばかりだったあの春、つるのさんの底抜けに明るい歌声と笑顔を見て、初めて子どもがテレビの前で笑った」「あの歌を必死に覚えることが、先の見えない日々の唯一の楽しみだった」という声が多数寄せられていました。

株式会社ポケモンおよび任天堂は、この楽曲の収益および関連展開を通じて東日本大震災復興支援活動「POKÉMON with YOU」を立ち上げ、被災地の子どもたちへの支援金を拠出することを正式発表しました。つまり、本作は単なるアニメのタイアップ曲にとどまらず、「傷ついた日本に笑顔を取り戻すための復興シンボルソング」という崇高な社会的使命を背負っていたのです。

井上 凛
著者

井上 凛

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。