2024年春、公式に発表されたコンビ解散。ネット上では「長年の活動による不仲説」や「確執」を疑う声も上がりましたが、関係者の証言や2人のコメントを紐解くと、事実は単純な感情のもつれではありませんでした。
根本にあったのは、「漫才師・表現者としてのベクトルと将来設計の違い」です。野村尚平は文学性の高い言葉選びや演劇的な物語構成を極限まで追求する生粋のアーティスト気質。対して河野良祐は、テレビや劇場の現場で求められるテンポ感や親しみやすさ、巧みなMC力で場の空気を回す万能プレイヤー型でした。
15年以上にわたり苦楽を共にしたからこそ、お互いの才能を理解し尽くしており、「妥協してコンビを続けるよりも、個々の強みを最大限に発揮できるフィールドへ進むべき」というプロフェッショナル同士の決断に至ったというのが真相です。