神木隆之介さんの子役時代を語る上で欠かせないのが、アニメーションにおける「声優」としての天才的な実績です。その才能をいち早く見抜いたのが、スタジオジブリの宮崎駿監督でした。
2001年、当時わずか8歳だった神木さんは、社会現象を巻き起こした映画『千と千尋の神隠し』で巨大な赤ちゃん「坊」役の声優に抜擢されます。まだ幼い実年齢そのままの無邪気さと、どこかコミカルで愛嬌のある声の演技は宮崎監督を唸らせ、作品の大ヒットに大きく貢献しました。
宮崎監督からの信頼は極めて厚く、続く『ハウルの動く城』(2004年)のマルクル役、さらには『借りぐらしのアリエッティ』(2010年)の翔役と、スタジオジブリ作品のキーパーソンを次々と担当。子役時代に培った繊細な声の芝居は、後の『サマーウォーズ』や『君の名は。』といった歴史的大ヒット作での主役快演へと直結しています。