多くのユーザーを悩ませるのが、「メールの送信は問題なく行えるのに、なぜか受信だけが一切できない」という不可解な症状です。故障を疑ってショップへ駆け込む人もいますが、この現象には明確な技術的理由があります。
メールの送受信では、送信(SMTPサーバー)と受信(IMAPサーバー)で異なる通信プロトコルと認証情報が使われています。送信側の認証がキャッシュで通っていても、受信側の認証トークンが切れていたり、iOSアップデート時に構成プロファイルの内部データが破損していたりすると、受信だけが完全にストップしてしまいます。
特にiPhoneの純正メールアプリを利用している場合、ドコモが提供する「初期設定プロファイル」に依存しているため、古いバージョンのプロファイルが残ったままだと最新の暗号化通信に対応できず、受信エラーを引き起こす落とし穴が存在します。