ネット上で「女性が倒れていても関わるな」という論調が急拡大した背景には、男性が抱く強烈なAED男性ためらい理由が存在します。SNSの投稿を分析すると、「倒れた女性の服を脱がせて救命措置を行ったら、後から本人や遺族に『胸を触られた』と訴えられるのではないか」「職場や社会的な立場を一瞬で失うリスクを冒してまで助けられない」という恐怖が根底にあります。
こうしたAED女性助けないネットの反応に対して、法曹関係者および救急医療の専門機関の回答は一貫しています。結論から言えば、日本国内においてAED女性訴訟事例で救護者が有罪判決を受けたり、民事上の損害賠償を命じられたりした確定判例は過去にただの1件も存在しません。
それにもかかわらず、架空のトラブル談やネットミームとしての「AED女性救命セクハラ」という言説が独り歩きし、あたかも「助けたら人生が終わる」かのような誤認が定着してしまいました。この認識のねじれが、現場での初動をためらわせる最大の要因となっています。