ネット上のQ&Aサイトや知恵袋などで頻繁に見受けられるのが、「あきばれホームページのログイン画面が見つからない」「過去のアドレスでエラーが出る」という相談です。ここには、古くからの長期契約者ほど陥りやすい構造的な落とし穴が潜んでいます。
第一の誤解は、「あきばれホームページ」の公式サイトトップページから全ユーザーが共通のボタンでログインできるという思い込みです。一般的なSaaSとは異なり、同サービスでは契約者ごとに個別の管理用URLが割り振られていたり、利用システム(旧世代のブログdeホームページか、新世代のBuddyか)によってログインゲートウェイが完全に分離されていたりします。ポータルサイトの案内リンクを不用意にクリックしても、自身の編集領域には辿り着けません。
第二の盲点は、旧システム「ブログdeホームページ」から新システムへの移行期におけるデータ引き継ぎの認識差です。システム刷新に伴い管理画面の認証基盤が再構築された際、ブラウザに保存されていた古いオートフィル情報(自動入力されたパスワード)が無効化され、結果として「昨日まで入れていたのに入れない」という混乱が生じました。
社内の担当者変更時にログイン情報が正しく引き継がれておらず、前任者の個人メールアドレスに再設定通知が送信されて確認が取れなくなるケースも頻発しています。組織における管理情報の共有不備が、システム障害と混同されてネット上に「ログインできない」という風評として拡散されている側面は否定できません。